インポートについて
対応ファイル形式
EvotoはJPEG、TIFF、PNG形式に対応しており、さらに主要なカメラのRAWファイルにも対応しています。EvotoのRAW処理は独自の強力なRAWエンジンに基づいており、新しいカメラへの対応も継続的にアップデートされています。
※現在、Evotoでは以下の条件を超える画像には対応していません:
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ファイルサイズが1GBを超える場合
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ピクセル数が12000×12000を超える場合
一度にインポート可能なファイル数
プロジェクトごとにインポートできる画像数に制限はありませんが、1回あたりのインポート数は最大15,000枚です。
Lightroomカタログ(.lrcat)のインポート
EvotoはLightroomカタログ(.lrcat)ファイルの読み込みに対応しており、Lightroomとの連携をスムーズに行えます。
.lrcatファイルのインポート方法:
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.lrcatファイルをEvotoにドラッグ&ドロップ
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または新規プロジェクト作成時に.lrcatファイルを選択
カタログ内のコレクションやフィルターセットから、Evotoにインポートする内容を選択できます。
プロジェクトの識別:
.lrcatベースのプロジェクトは、プロジェクト一覧にマークが付きます。
インポートオプション:
「元画像をインポート」にチェックを入れると、外部ドライブに保存されている元画像も取り込まれます。
対応インポート方法
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ファイルマネージャーで右クリック → 対応画像のインポート
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ドラッグ&ドロップ(※Windowsのタスクバーへのドロップは非対応)
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他ソフト(Lightroomなど)からの右クリック送信
書き出しについて
Lightroomカタログとして書き出し
.lrcatプロジェクトから「書き出し」ボタンをクリックし、「lrcatファイルとして書き出し」を選択します。
※事前に必要な画像が選択されていることを確認してください。
書き出し先オプション:
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元の.lrcatフォルダ:
Lightroomにスタックが追加されます。
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特定のフォルダ:
編集済み画像とメタデータを含む新しい.lrcatファイルが作成されます。Lightroomでは新規画像として扱われます。
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デスクトップ:
上記と同様ですが、デスクトップに保存されます。
追加オプション:
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元ファイルを置き換え:
RAW以外(JPG、TIFF、PNG)の画像をEvoto編集済みバージョンで上書きします(元画像は自動でバックアップされます)
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カラー設定を.lrcatに書き出し:
元画像を置き換えない場合、色調補正とメタデータのみがLightroomに反映されます。
保存先:
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元のLightroomカタログに上書き保存
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新規.lrcatファイルとして保存 → 後で元カタログに統合することも可能
※この書き出しオプションは、元プロジェクトが.lrcatファイルからインポートされた場合にのみ使用できます。
カスタム書き出し設定
書き出し枚数
書き出される画像数(画像数×プリセット数)が表示されます。編集が適用されていない画像は「未編集」としてカウントされます。
書き出しプリセット
解像度ごとのプリセットを保存・管理できます。複数選択も可能で、それぞれのプリセットごとに画像が書き出されます。
エフェクトプリセット
未編集の画像にエフェクトプリセットを適用できます。すでに編集済みの画像には「現在のエフェクト」がデフォルトで反映されます。
※編集済み画像に追加でプリセットを適用し、それぞれ別バージョンとして書き出すことも可能です。
書き出し先設定
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保存場所: 書き出し画像の保存先
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既存ファイル: 「末尾に番号追加」「スキップ」「上書き」から選択
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パス: 実際の保存場所のパスを表示
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自動サブフォルダー作成: 自動でフォルダー作成
ファイル名の命名方法
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元のファイル名
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カスタム名(# of #)
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撮影日 – 元ファイル名
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カスタム名 – 連番
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元ファイル名 – カスタムテキスト
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元ファイル名 – エフェクト名
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元ファイル名 – 書き出しプリセット名
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元ファイル名 – エフェクト名 – 書き出しプリセット名
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元ファイル名 – エフェクト名 – カスタムテキスト
画像サイズ
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パーセンテージ
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幅と高さ
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縦横寸法
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長辺・短辺で指定
画像形式
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元形式(RAWはJPEGに変換)
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JPG(8bit)
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TIFF(8bit または 16bit)
品質設定(JPGのみ):
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サイズ制限:指定サイズに近づくよう圧縮
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パーセンテージ:1~100から選択可能
出力シャープ設定
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スクリーン用:低 / 標準 / 高
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印刷用:低 / 標準 / 高
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シャープなし(デフォルト)
透かし
独自の透かし画像をアップロードして以下を調整可能:
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回転
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サイズ
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不透明度
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位置
インポート&書き出しのトラブルシューティング
画像プレビューの画質が悪い
これはプレビュー設定によるもので、実際の解像度には影響しません。
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設定 → プレビュー → プレビューサイズ
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必要に応じて最大4000pxまで設定可能
※これは表示のみに影響し、書き出し品質には無関係です。
書き出し後のファイルサイズ変化
Evotoの処理アルゴリズムにより、書き出し後のファイルサイズが変更されることがありますが、設定した品質は保持されます。
書き出し画像が見つからない
書き出し先フォルダの「書き込み権限」を確認してください。アクセス制限がある場合、別のフォルダを選ぶことで解決します。
書き出し時の品質に関する補足
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ファイルサイズ制限: 指定サイズに近づけるよう自動調整されます。
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パーセンテージ: 1%など極端に小さい値でも、最低限の品質が保たれます。
画像の元キャプション・説明を保持したい場合
Evoto → 環境設定 → 書き出し → 画像のキャプション/説明 → 「元の情報を表示」をオンにしてください。
書き出しエラーコード
エラーコードをサポートチーム(support@evoto.ai)までご報告ください。