iPad版 Evoto ポートレートレタッチ機能
機能概要
iPad版 Evoto のポートレートレタッチモジュールは、インポートされた各写真をインテリジェントに分析します。人物の性別や年齢を自動的に検出して個別の属性タグを割り当て、被写体一人ひとりに最適化された、リアルで的確な補正を実現します。
属性別の編集
機能説明
割り当てられた属性タグに基づき、個別にカスタムレタッチ設定を適用できます。以下のカテゴリごとに個別の調整が可能です。
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男性
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女性
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子供
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高齢者
これにより、過度な加工を避け、自然な見た目を損なうことなく、適切で精密な編集を行うことができます。
AI顔認識機能
機能説明
iPad版 Evoto は強化されたAI顔認識機能を搭載しています。顔の特徴を自動検出し、各被写体に性別と年齢のタグを割り当てます。これにより、異なる人物に対して異なる編集を適用でき、より高精度な被写体管理が可能になります。

顔認識機能の使い方
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美顔補正 モジュールに入ります。
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コントロールパネル右上にある 「顔認識」 ボタンをタップします。
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画像内の 顔枠 をタップして被写体を選択します。
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複数の顔枠をタップすると、複数人を一括選択して編集できます。
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顔枠の外側をタップすると、すべての選択が解除されます。

被写体の管理
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被写体の編集: AIによる検出結果を手動で調整するには、選択した顔枠の上に表示されるオプションを展開し、性別や年齢タグを変更します。
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被写体の追加: 「顔を追加」 ボタンをタップし、認識ボックスを適切な位置にドラッグして新しい被写体を追加します。
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注:既存の顔枠と50%以上重なる場合、新しい顔枠は追加できません。
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被写体の削除: 単一または選択した複数の顔を一括で削除できます。
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一括同期: 顔の編集や削除を行った後、「同期」 をタップすると、プロジェクト全体でその被写体が含まれるすべての画像に同じ操作が適用されます。
個別調整の仕様
Evotoの顔認識機能では被写体ごとの編集が可能ですが、編集内容の保存には以下のルールが適用されます。
「個別」 タブに切り替えると、個別調整モードが有効になります。顔を選択するとその領域がズームされ、編集準備が整います。

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未編集の状態: 顔を選択してもパラメータ調整を行わなかった場合、その顔は「未編集」の状態のままです。別の顔を選択するか、顔枠の外側をタップして選択解除すると、その人物に対する編集データは保存されません。

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編集の適用後: 個別調整を行うと、その顔は「編集済み」としてマークされます。編集内容は保存され、顔リスト に表示されて素早くアクセスできるようになります。顔のサムネイル上の「X」またはリセットアイコンでいつでも編集をリセットできます。

顔リストの表示ルール
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個別調整が行われた顔のみがリストに表示されます。
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最近編集された顔が常にリストの最上部に表示されます。
顔枠の表示設定
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「顔枠を表示」 のスイッチはデフォルトでオンになっています。オフにすると、キャンバス上の顔枠が非表示になります。
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注:顔認識画面で削除された顔(タグの変更等)は、再度認識を実行しても個別調整の結果には表示されません。復元するには、履歴から元の画像を復元する必要があります。
全体調整

機能説明
「すべて」 タブをタップすると連動調整パネルが開き、すべての性別・年齢グループに対して統一された編集を適用できます。特定のグループの選択を解除すれば、そのグループは以降の調整から除外されます。
一括適用
機能説明
特定の個人または属性グループのレタッチが完了した後、バッチ同期機能を使用することで以下の操作が可能になります。
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一括適用: 複数の画像にわたり、同じ性別や年齢グループの他の人物へ同じ調整を適用します。
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一貫性の維持: 手動での繰り返し作業を行わずに、バッチ全体で精度と一貫性を保ちます。
これにより、集合写真や複数人のプロジェクトにおける作業効率が大幅に向上します。
リアルな仕上がり
Evotoのインテリジェントな最適化により、以下のレタッチ品質を確保します。
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被写体の自然な外観と顔の特徴を維持します。
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人工的または過度な編集結果を回避します。
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リアリズムを保ちながら全体的な視覚効果を向上させます。
主なメリット
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自動タグ付け: よりスマートで適切な調整を実現します。
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属性別カスタマイズ: 年齢や性別ごとのターゲット編集が可能です。
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バッチ処理: 作業スピードと結果の一貫性を確保します。
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自然なレタッチ: 本物らしさと生き生きとした結果を維持します。
モジュール機能一覧
※一部の機能はデスクトップ版のみ対応となります。


