Evotoのクラウドスペース機能を使えば、クラウドベースの保存と同期により、デバイス間でのリアルタイムアクセスやチームでの共同作業がシームレスに行えます。個人プロジェクトやチームプロジェクトの管理、作業内容のクラウドへのアップロード、他デバイスでの即時アクセスが可能です。
※現在、クラウド同期はWindowsおよびmacOSに対応しており、iPadには未対応です。
クラウドスペースでできること
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スペースの切り替え:個人用スペースとチームスペースを分けて管理。
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プロジェクトをクラウドにアップロード:ローカルプロジェクトをクラウドにアップロードし、他デバイスからアクセスまたはチーム共有を可能に。
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クラウドプロジェクトをダウンロード:自身やチームのスペースから共有されたプロジェクトを取得。
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アップロード/ダウンロードの進行状況を確認:転送状況をリアルタイムでモニタリング。
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編集効果やリソースの同期:調整内容、プリセット、プロジェクト関連の素材をすべて同期。
スペース管理
Evotoはデフォルトで「マイスペース」から始まります。チームスペースに追加されると、ドロップダウンメニューからスペースの切り替えが可能です。
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マイスペース:個人用プロジェクトを保存するスペースです。
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チームスペース:共有プロジェクトやチームでの共同作業用。チーム名、メンバー権限、保存容量などは、アカウントセンター内の「ビジネスセンター」から管理可能です。
プロジェクトをクラウドにアップロード
最初のアップロード前に、Evotoのクラウドコンテンツ規約への同意が必要です。これを拒否した場合、クラウドへのアップロードはできません。
アップロード方法
- プロジェクト作成時:
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マイスペースで「複数デバイスと同期」を選択すると、デバイス間でアクセス可能になります。
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チームスペースで「複数の協力者と同期」を選択すると、チーム内で共有できます。
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- プロジェクト一覧から
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ローカルプロジェクトにカーソルを合わせて「アップロード」ボタンをクリック。
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または右クリックして「クラウドに同期」を選択。
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クラウドプロジェクトをダウンロード
クラウドプロジェクトを開くと:
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表示中の画像が自動的にダウンロードされます。
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初回ダウンロード時には保存先フォルダの選択が必要です(設定または転送リストで変更可能)。
その他のダウンロード方法:
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プロジェクトにカーソルを合わせて「ダウンロード」ボタンをクリック。
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右クリックでダウンロードを選択。
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複数プロジェクトを選択して一括ダウンロードも可能です。
転送状況の確認
ナビゲーションバー右上の「転送」アイコンをクリックすると、アップロード/ダウンロードの状況を確認できます。
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失敗したタスクの一時停止や再試行も可能。
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完了したタスクは自動的にリストから削除されます。
効果・リソースの同期
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バージョン履歴:クラウドプロジェクトではバージョン管理が可能で、過去の編集内容に復元または切り替えできます。
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プロジェクト素材:サンプル画像、LUT、プロファイル、背景、空などの素材がプロジェクト内で同期されます。
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推奨素材:内蔵リソースはすべてのデバイスで共通して利用可能です。
異なるバージョンの互換性
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ローカルプロジェクト:新バージョンでアップロードされたプロジェクトは、旧バージョンでは一部の素材が表示されない可能性があります。そのため、プリセットを適用する際にアップグレードが求められます。
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クラウドプロジェクト:新バージョンで作成されたプロジェクトを開くには、最新のEvotoバージョンへのアップデートが必要です。