ツールバー

iPadツールバー

EvotoのiPadツールバーでは、ゆがみ補正、修復、取り消し/やり直し、編集履歴など、タッチ操作とApple Pencilに最適化された高度な編集機能をご利用いただけます。

ゆがみ補正ツール

ゆがみ補正ツールでは、直感的なブラシ操作で画像を歪ませることができます。ブラシの初期設定はiPadに最適化されており、カスタム設定はデバイスごとに保存されます。ゆがみ補正中でも、他の補正タブにシームレスに切り替えることが可能です。

主なゆがみ補正ブラシ

  • 前方ワープツール

     ドラッグすることで特定の領域を押し出したり、伸ばしたり、縮めたり、拡大したりします。顔の形状調整やプロポーションの修正に最適です。

  • スムーズツール

     ディテールや不均一な部分を滑らかにし、より洗練された仕上がりを実現します。肌や布地の質感補正に適しています。

  • 時計回り回転ツール

     ドラッグや長押しでピクセルを時計回りに回転させ、渦を巻いたような効果を加えます。動きや歪みの表現に有効です。

  • 折り畳みツール

     ブラシ中心に向かってピクセルを引き寄せ、布の折り目や紙のシワ、肌のたるみのような効果を再現します。

  • 膨張ツール

     ブラシの中心から外側へピクセルを押し出し、ふくらみのある仕上がりを作ります。

  • 左にプッシュツール

     ピクセルを左方向に移動させ、水平方向のずれを生み出します。鼻筋や顔の輪郭の調整に有効です。

ゆがみ補正補助ツール

  • リコンストラクトツール

     他のゆがみ補正ツールで適用した歪みを徐々に元の状態に戻します。

  • フリーズマスクツール

     特定の領域を保護し、ゆがみ補正の影響を受けないようにします。ブラシでマスクを塗布できます。

  • 解凍マスクツール

     以前フリーズしたマスク領域の保護を解除し、再編集できるようにします。

ブラシ調整スライダー

  • サイズ:ブラシの直径を調整し、効果範囲をコントロールします。

  • 密度:ブラシ中心への効果の集中度を調整します。高密度では中心部に強い歪みが発生し、低密度では広範囲に緩やかに効果が及びます。

  • 筆圧:効果の強度を調整します。高い値では変形が顕著に、低い値では繊細な調整が可能です。

  • レート:ブラシ操作に対する反応速度を調整します。高い値では素早く変化し、低い値ではなだらかで正確な編集が可能です。

エッジをピンで留める

「エッジ保護」機能をオンにすると、画像の端が歪みにくくなり、構図やディテールを維持できます。画像の外周に近い部分を調整する際に便利です。

マスク表示

「フリーズマスク」の表示/非表示を切り替えます。非表示にしても保護は有効です。

ナビゲーションについて

ゆがみ補正ツール使用中でも、プロジェクトページへの移動や画像の書き出しが可能です。確認メッセージが表示され、編集内容は保持されます。

ショートカット&ジェスチャー

外部キーボードショートカット

  • Option(⌥)キー:回転ツールと「左にプッシュツール」の方向を切り替えます。

Apple Pencil(第2/第3世代)

  • ダブルタップ:最後に使用した2つのブラシを切り替えます。

    初回は以下の動作になります:

     ・1回目:リコンストラクトツールをアクティブに

     ・2回目:前方ワープツールに切り替え

タッチジェスチャー

  • 2本指タップ:直前の操作を取り消し(連続可能)

  • 3本指タップ:取り消し操作をやり直し(連続可能)

※取り消しは最大10ステップまで記録され、それ以前の履歴はグレーアウト表示されます。


修復ツール

修復ツールは、各編集モジュール下部に配置されており、ポートレート・衣類・背景モジュール間でもシームレスに使用できます。

ズーム操作やブラシ調整時、キャンバス中央に現在のブラシサイズと硬さが表示されます。

タブを切り替える際や画像をエクスポートする際、修正内容は自動で保存されます。

注意:別のタブに切り替えると、修復ツールの編集履歴はリセットされ、元に戻すことはできません。


取り消し/やり直し

画面左上に「取り消す」「やり直す」ボタンが常時表示されます。

外部キーボードショートカット:

  • 取り消し:Command(⌘)+Z

  • やり直し:Command(⌘)+Shift+Z

  • Windowsキーボードの場合:Win+Z


編集履歴

右側ツールバー下部に「履歴パネル」があります。任意の履歴ステップを選択することで、その状態へ戻すことが可能です。

アプリを終了する前に適用された効果は、次回起動時にも保持され、以下の選択肢が提示されます:

  • 最後に編集された画像のスナップショット

  • 元画像(オリジナル)

※「ゆがみ補正」や「修復」の細かいステップは、履歴にはまとめて1ステップとして表示され、最終結果のみが記録されます。

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